審美歯科について
笑った時、おしゃべりをしている時、食事を楽しんでいる時など、意外と目に付きやすい「口もと」。整然とならぶ白くてキレイな歯に、誰もが憧れるものですね。しかし現実には「口もとに自信がない……」「もっとキレイな口もとに憧れる!」「銀歯が目立っていや」と思っている方も多いのではないでしょうか?
そんなお悩みをおもちの方におすすめなのが「審美歯科」です。審美歯科というと、「ただ歯を白くしたり、キレイな人工歯を取り付けたりするだけの治療なのでは?」と思われがちですが、実はそれだけではありません。歯の形や色を整えることはもちろん、噛み合わせのバランスや歯の強度といった機能面の向上にも重点を置いた治療を行います。
審美歯科のメリット
歯の機能性がよくなる
審美歯科は審美性だけでなく、機能性にも重点を置いた治療。軽度な歯ならびの乱れや不正な噛み合わせを整えることができます。そのため咀嚼機能も向上します。
若々しく見えるようになる
白く輝く歯、整った歯ならびは、あなたの魅力を高めます。それは若々しさを取り戻すことにもつながります。
コンプレックスが解消される
キレイな口もとを手に入れることで、自分に自信がもてるようになります。コンプレックスから解き放たれ、積極的な性格になれることでしょう。
顔の印象が変わる
前歯一つを取っても、人の印象は変わります。ましてや、白くて整った歯を手に入れられるのなら、あなたの第一印象もぐんとよくなるはず。自然と素敵な笑顔が生まれるでしょう。
歯の病気になりにくくなる
歯ならびがキレイに整うと、食べかすが詰まりにくく、ブラッシングがしやすくなります。その結果、プラークが残りにくくなり、虫歯や歯周病にもなりにくくなるのです。
メタルフリー治療で金属アレルギーのあなたも安心
「金属アレルギー」というと、アクセサリーや金属製の腕時計などを身に付けている場所がかぶれたり湿疹ができたりするイメージが強いことでしょう。しかし最近の研究によると、銀歯など、歯科で使う金属によっても金属アレルギーが引き起こされることがわかり、年をとると今まで大丈夫だったはずなのに、突然アレルギーがでてきたりします。また、金属は白い詰め物と比べ強度はあるものの、金属も劣化します。1日に人間が噛むという行為は1500回、また口の中には唾液が存在する以外にも飲食物や口の中の細菌などによって酸性化しやすく、2年から5年で劣化し腐食を招きます。
そこで当院は金属を用いない「メタルフリー治療」を行っています。
メタルフリー治療とは
メタルフリー治療(ノンメタル治療)とは、本来、生まれたきたときに口腔内には存在しなかった歯科金属を取り除きセラミックスやジルコニアなどの金属アレルギーを起こさない安全な歯科材料に変えるものです。
口腔内に金属があると、分子レベルでだ液に溶け出し、血液を通じて体内に取り込まれます。その結果、口腔内とは別の部位の皮膚に金属アレルギーの反応があらわれることがあるのです。原因不明の金属アレルギーでお悩みの方は、もしかしたらお口の中の金属が原因かもしれません。世界の常識(白い歯や定期メインテナンス)が日本でも常識になりつつある今、歯は白いものなので同じような色調の補綴物で補修すべき、ノンメタル治療はあたりまえな世の中になりつつあると思うのです。
当院では金属アレルギーの原因となる金属を用いないメタルフリー治療を行っています。どうぞお気軽にご相談ください。
CADCAM冠が
保険適用になりました
CAD/CAM冠とは、いわゆる白い詰め物・被せ物のことです。ハイブリッドセラミックブロックと呼ばれる、セラミックと歯科用プラスチックを混合した材料を、CAD/CAMシステムで設計して作製しています。
セラミックと比較すると、審美性がやや劣るものの、天然歯に限りなく近い色合いや質感を再現できます。金属アレルギーの心配もないため、使う人を選びません。
前歯から第一大臼歯(前から6番目にある歯)であれば、CAD/CAM冠が保険適用になります。
費用が気になりセラミック治療を諦めているという方や、金属アレルギーのある方は、ぜひ一度ご検討ください。
銀歯を入れるのは日本だけ!
被せものや詰めものに銀歯を使用しているのは、実は先進国の中では日本だけです。
銀歯は口を開けた時に目立ちやすく、審美性を損なうため、美しい口元を演出できなくなってしまいます。
歯を白くしたいという方は多いはずなのに、なぜ日本人は被せものや詰めものに銀歯を使うのか、ほかの国の人たちの目には不可思議に映っているようです。
海外などでは、歯の美しさがステータスであるという考えもあり、銀歯を入れることは避けられています。
取り扱っている種類
セラミッククラウン
セラミッククラウンとは、全体がセラミックだけでできた被せもの。セラミックは光の透過性と色調の再現性が高いため、天然歯そっくりの人工歯をつくることができます。
- 治療期間
- 約1週間
- 治療回数
- 2回
-
メリット
- 見た目は天然歯のような、自然な色合いを再現できる
- ⻑期使用しても変色しずらい素材である
- 汚れがつきにくい素材である
- 金属アレルギーの心配がない
-
デメリット
- 公的医療保険が適用されない自由診療
- 強い衝撃で破折・破損してしまう可能性がある
- 奥歯といった噛む力が特に強い歯には使用が難しい素材である
セラミックインレー
セラミックインレーとは、セラミックだけでできた詰めもの。セラミックは光の透過性と色調の再現性が高いため、歯を削って詰めた場所がわからなくなるほど美しい仕上がりを実現します。
- 治療期間
- 約1週間
- 治療回数
- 2回
-
メリット
- 耐久性があって、摩耗しにくい
- ⻑期使用しても変色しずらい素材である
- 加工しやすい素材で、精密さにこだわった治療ができる
-
デメリット
- 公的医療保険が適用されない自由診療
- 強い力が1箇所にかかってしまうと、割れるときがある
- 強度を保つために、銀歯に比べ、歯を削る量がやや多くなってしまう
ファイバーコア
歯の土台として使用する一般的なコアは金属製ですが、グラスファイバー製の「ファイバーコア」を使うことでコアの色が透けて見えず、治療後の仕上がりが美しくなります。金属製コアに比べてしなやかで折れにくく、金属アレルギーの心配がないのがメリットです。
- 治療期間
- 約1週間
- 治療回数
- 2回
-
メリット
- 審美性が高い
- 折れてしまうリスクが低い
- 金属由来のリスクがない(メタルフリー)
- 再治療がしやすい
-
デメリット
- 公的医療保険が適用されない自由診療
- 口腔の状態にとっては適用できない場合もある
料金表
- 【土台】
-
ファイバーコア¥11,000
- 【セラミック】
-
インレー単純:1歯¥44,000
複雑:1歯¥60,500 -
アンレー1歯¥71,500
-
クラウン1歯¥110,000
- 【ジルコニア】
-
インレー単純:1歯¥55,000
複雑:1歯¥77,000 -
アンレー1歯¥110,000
-
クラウン1歯¥143,000
-
※すべて税込み価格の表記となります。
保証について
被せ物(クラウン)
0~3年未満 | 無料保証 |
---|---|
3年以上4年未満 | 80%保証 |
4年以上5年未満 | 60%保証 |
5年以上6年未満 | 40%保証 |
6年以上7年未満 | 20%保証 |
詰め物(インレー)
0~3年未満 | 無料保証 |
---|---|
3年以上4年未満 | 40%保証 |
4年以上5年未満 | 30%保証 |